From owner

不可能を可能にする言葉「情熱」


これから美容師を目指す学生方、すでに美容師の仕事をしている方、あなたはどんな志を持ってこの世界に入りましたか?

大半の方が、この世界に興味があって入ってきたと思います。

僕が美容師になるきっかけは実は大した理由はなかったのですが、ある日近くのサロンに髪を切りにいきました。
こんな感じにして欲しいと伝えたのですが、仕上がりに満足できなかったのです。思春期だったせいもあり、すごく憂鬱だったことを思い出します。 そんな些細な出来事があり、いつの間にか美容師になることを決めてました。


Aspiration

一流の美容師になること!


その時の志は今でも覚えています。

それは、一流の美容師になること!

まだ中学生だった僕に一流が何なのかは具体的にはわかりませんでしたが、父親が大工だったこともあり、職人の仕事はすごい!と身近で感じていたので、単純だった僕は技術が上手い人が一流だ!と思いこの世界に足を踏み入れたことを覚えています。


とにかくカットが上手な人に教えてもらいたい!その思いで数件のサロンを転々としていたある日、世界で認められたカット技術を持っている。という人に出会いました。

半信半疑で面接に行き、「あなたはどんな美容師になりたいですか?」の質問に即答で「カットが上手な美容師になりたいです!そして、下手くそな人には教えてもらいたく有りません!」って、今考えたら即刻退場級の返答をしてました。

が、そんな僕に、「俺カット上手だからこいよ!」この一言で採用!となり、その師匠に弟子入りしたのです。


そして、毎日毎日サロンは大盛況で、夜は夜中までトレーニング。

「お前コンテストで優勝したいか?」

「はい!したいです!」

「じゃあ優勝した時のインタビュー考えとけ!」

それが僕のコンテスト人生の始まりでした。なんとなく予想できると思いますが、来る日も来る日もトレーニングでした。もちろん若者だったので、たくさん遊びもしましたが、人の3倍は練習しました。


Fun Fun Fun !

お客様に提供するものはヘアスタイルだけではない!


おかげさまでコンテストに出れば優勝の常連になるほど色々な技術を教えてもらい、10年間のコンテストで10数回の優勝を獲得できました。


しかし、ある日気付いたことが有りました。

お客様に提供するものはヘアスタイルだけではないと・・・

そう、それはカウンセリングやアドバイス。

今度はヘアスタイルを作る技術ではなく、作るまでのプロセスを学びました。


この頃からでしょうか、仕事が楽しくなってきたのは。

僕は根っからの技術屋なので普通の美容師さんより仕事の楽しさを知るのが少し遅かったのです。

しかし、「楽しい」「喜んでもらえる」「作りたい髪型が作れる」が揃ってしまったらもう歯止めが聞きません。どんどんお客様に支持され毎日指名のお客様で満員になりました。


hair designer's ferry

売れっ子美容師をプロデュースしたい!


それから何年かして、ここ牧之原に ferry を立ち上げました。

今度は自分が売れっ子美容師をプロデュースしたい。

自分が思う環境で自分の思う美容師を育てこの仕事の素晴らしさをもっともっと沢山の美容師さんに知ってほしい!と思い ferry を作りました。


そして ferry オープンから破竹の勢いでお客様に支持され、スタイリストを育て、今でも進化し続け業界の常識も、自分の常識ではないことは削除し、ただただ純粋に誰よりも、どこよりも、良いヘアスタイルを作るサロンでありたい!と思っています。


都会だろうと、田舎であろうと関係ない。人は皆綺麗になりたいと思う気持ちは同じであるから。

自分たちの周りの方々に美と感動を提供していこう!